今日は、1年越しのバイリンガルMC業務でした。
というのは、主役の2人は、昨年3月末に挙式披露宴予定で、2月頃だったかな~?に連絡をもらい、
依頼をされたのですが、その直後、東日本大震災が発生したため、海外からのゲストを招いていた新郎は、止む無く延期を決定したわけですが、その時、奥さんはすでに妊娠中で、延期したこの1年の間に、赤ちゃんが無事に生まれ、今日は、6か月の愛娘と共に入場する、という愛溢れる会でした。
というわけで、1年越しの現場となったわけですが、
とても素敵な会でした。滅多に依頼されることはないのですが、二次会の司会もセットで依頼されていたので、長丁場でしたが、なんだろうな~、新郎新婦の人柄とそこに集まる人々の人柄が大きいと思うのですが、とても温かい、フレンドリーな会でした。
そして、帰りの電車の中で、始発渋谷から井の頭線に乗ったら、酔っ払って居眠りするお兄ちゃん、渋谷終点だけど全く起きる気配ありません。
私の前に座っていたそのお兄ちゃんを見て、私の隣に座ったおばちゃんが、
「あら、もう終点なのにね・・」と、お兄ちゃんの肩を叩き起こそうとしますが、全くお兄ちゃん起きません。笑。
そしたら、同じ列に座ってる別な若いお兄ちゃんが、今度は、酔っ払いお兄ちゃんの肩をたたいてくれました。
一瞬起きたと思ったら、隣に座ってる女性の方へ大きく揺れてよっかかってしまいました。
流石に、その女性は、嫌~な顔をして、別な席に移動。笑。そしたら、2席空いたそこに、横になってしまいました。お兄ちゃん。。。苦笑。
ちょうど、終点だったので、車掌さんの入れ替えもあり、通りかかった駅員さんが、お兄ちゃんを起こしてくれました。やっとのことで、ぼんやりと目覚めたお兄ちゃんですが、
帽子を拾うこともままならず、彼もどうやら結婚式の帰りでしょうかね、、大きめの紙袋持ってました。
泥酔でしたけどね。笑。
やっとのことで、立ち上がったお兄ちゃんの紙袋から、カバンやら、財布のようなものやら、ボロボロ・・・と。
思わず、目の前に座っていた私は、すかさず落ちたモロモロを拾い上げ、「財布!財布!気を付けて!」と声かけてましたわ。ww
その間、私の隣に座っていたおばちゃんも、その周りに座っている人々も、お兄ちゃんの様子を見ていましたが、なんだか、みんな微妙にニコニコ(ニヤニヤ?)しています。笑。
私も、ついつい、プププッって周りのみんなと目を合わせて笑ってしまいました。
なんだか、ほほえましい光景でした。
お兄ちゃんは、泥酔してましたが。
なんか、先入観的に、こういうときって、みんな、案外、無視したり、嫌な顔したりするのかな、って思ってたけど、
今日の車両の皆さんは、朗らかで、おおらかで、なんだか酔っ払いお兄ちゃんのことをみんなでケアする系なアクションを
起こそうとする人が多くて、ほのぼのしてて、なんだかとっても温かい空気がそこに流れていました。
お互い知らない人同士なのに、なんだか、不思議な連帯感?みたいな空気がありました。不思議~
物事は、どのように見るか、その人の「心の在り方」ひとつで、陰にも陽にも見えるもの。
長丁場の現場で、肉体的には私もヘロヘロでしたが、心はとっても温かい気持ちでした。
きっと、その車両にいた人もそんな感じの人が多かったのかもしれません。類は友を呼んだ車両だったのでしょうか?笑。
そういえば、今日、二次会のときに、さすがに疲れたのか、新郎新婦の愛娘6か月の赤ちゃんは、お腹すいた、または、眠たい(疲れた)のどちらかの理由で、
ビービー泣いてました。新婦(お母さん)が、ホテルの部屋に滅菌中の哺乳瓶を取りに帰っている間、新婦のお母さん(おばあちゃん)と一緒に泣いてる赤ちゃんと一緒にいたんだけど、
ふと、ベビーカーに座る赤ちゃんみて、自然に私は、赤ちゃんの頭をやさしく撫でていました。
そしたら、驚くなかれ、1分もしないうちに赤ちゃんは、泣きやんで、目つむって、眠りに入っていきました。
あら~ なんて、素直な赤ちゃんなんでしょう。っていうか、赤ちゃんってみんなそうなのかも。
その後、しばらく、優しく頭をなで続け、もう爆睡入ったな、って思えるときまで、赤ちゃんの頭をなで続ける私でしたが、
なんだか、こちらも、とっても温かい気持ちになりました。
そんな、小さな場面場面ひとつが、今日は、とっても愛溢れる場面の連続でした。
佳き1日を送れたことに感謝。そんな機会を与えられたことに感謝。
愛のバイブレーションがこうして、世の中全体、地球全体に浸透してゆきますように。
そんなことをふと思わせてくれる1日でもありました。
mahalo 🙂
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