BishopへGo!

must visit!!

来年1月までのロングラン開催中です。
Bishop Museum (ビショップ美術館) でニイハウシェル展示開催中。
ホームページ(英語)http://bishopmuseum.org/exhibits/
日本語ホームページ http://www.bishopmuseum.jp/update/news 

10年以上前に私もモロカイ島で採取されたカヘレラニシェルを使ったジュエリーをお店で
販売していましたが、その時はその背景に関して、わからないことや見えない文化も
沢山あり、ローカルからの話や手さぐりの部分が正直あり、アマゾンで洋書を
買いあさり独自に情報収集したりしていました。
今こうして、多くの場所で当時の文化や歴史をしっかりと身につけることができるのはとても
素晴らしい。
日本国内やハワイでカヘレラニ他ハワイ文化に根付いた自然からの産物を使ってジュエリーや
雑貨にして販売している小売店や卸業者の皆さん、ぜひ、美術館に足を運んでみてください。

異国の商品を扱うということは、その国の文化、歴史的な背景を理解し、共感し、リスペクトの
精神を持ち、商品と共にそうした背景を伝えてゆく、というのがとても大切なように思います。
輸入品小売店だけではなく、物販ってそういう部分が結構大切じゃないかな~と。
そういう部分も、「お・も・て・な・し」だったりね~なんちゃって~catface
もちろん消費者としてこれらの商品を購入される方にも是非お勧めです。きっとより深く自分が
身につけているジュエリーや使う雑貨品に対して愛情が湧いてくると思います。

ストーン、シェル、シード、リーフ、全てのものにはマナが宿っています。
風や太陽、海、土、火、自然のエレメントは特にマナがとても強いですね。
そしてハワイの大地、海洋で採取されたものは、とても古い情報を保持しています。
なんつったって、レムリア大陸の叡智がそこら中に埋もれていますからね~happy02
巷で売られているどんなパワーストーンジュエリーよりも、遥かにスピリチュアルだったりします。
だからニイハウが高価なのは、もちろん希少価値が高いから、という理由もあるけれど、
私は、宿っているマナの神聖さと、奥深さと、完成に至るまでの労力が価格に反映されている
のだと思っています。

小さなシェルをひとつひとつ、色分けして、ポリッシュして、穴あけして(全て手作業)、
形を選定して、選別して、
そして、最終的に、麻ベースの紐に一粒一粒通していく、編み込んでいく作業、
シェルを一粒通すたびに、マナが込められていくわけです。
だから、膨大な数を使ったシェルレイは、膨大な価格ですし、
そこに至るまでのレイメイカーの労力と献身するマナはとてつもないものになるでしょう。

かつて、モロカイ島で、オール真っ白のカヘレラニシェル、ウェディングセットが販売されていた
ことがありました。
それらは、ピアス、ブレスレット、レイのセットで100万円の値段が付けられていました。
しかし、それでも安い、と思ったほど、豪華で美しく、忘れられません。

そしてスピリチュアルであることが当たり前なので、敢えて、パワーストーンと命名したり、
聖なる云々。。。といった説明もしていなかったりしますね。
真にスピリチュアルな存在って、本当はそういうことなのかもしれません。
活字として記録を残す、という文化がなかったハワイですから、
人々は、感じること、心眼で真実を見極める感性、に優れていたのではないか、
と思うのは、個人的な感想です。

モロカイ島のクプナとかに、じっと見つめられたりすると、
心の中まで全てお見通しなんだろうな、、、と恥ずかしくなることがあり、また、
その圧倒的な存在感に畏敬の念を抱かずにはいられなくなるときがあります。

そういうことなんですよね、きっと。

ニイハウシェルやハワイの自然の中で生まれた商品も同じ感性で手に取ると、
そのエネルギーを存分に感じられます。

私は、お店を運営しているとき、ハワイのこういうスピリットを含めて雑貨品や工芸品を消費者の
皆さまにお届けしたかったので、
とてもそのラインアップにはこだわりを持っていて、アーティストたちとじっくりと交友関係を
築いてから、日本で販売する、というスタイルを貫いていました。

ビジネス的に見れば、とても大変だったですし、苦労も多かったけれど、
その時に築いた交友関係は、お金では買えない、プライスレスな宝物です。

日本に沢山ある、ハワイアンショップ、ハワイアンカフェ、ハワイを取り巻くビジネスが、
もっともっと、こういうハワイの側面をきちんと表面に表現していくスタイルに変化して
いって欲しいと願っています。

日本に100万人いる、とも言われているフラダンサーの皆さんにも同じような感性で
ハワイの伝統芸能であり、
神に捧げる舞を極めていく、という姿勢もありなんじゃないかな、と思ったりします。
古典フラを踊られる方は、言ってみれば、神社で祝詞を奉上する宮司に近い感じも
しますしね。。
それだけ、フラを習う、フラを自らの身体に染み込ませる、ということは、
神聖な儀式なんだろうな、と私は思います。

だからこそ、かつて習っていたフラを辞めてから、
自分の中では、再びフラを踊る、習う、
というところに一歩を踏み出せないでいるのかもしれません。

もちろん、ハワイのクム達の中には、純粋にエンターテイメントとしてのフラを
より多くの人に広め伝え、アロハな精神と共に世界をフラで明るくしたい、
という目的で活動しているハラウやクムも沢山いますし、
それも全くもって正しい姿ですし、素晴らしい活動です。
世界にアロハを広めるための大使でもあるからです。

ただ、私にとっての、フラやハワイの文化は、もっと古代に根付いたものにセンサーが
反応してしまう、というだけで。
両者に優劣の違いは全くありません。

ということで、本題。大笑。

ビショップ美術館へ、皆さんぜひ足を運んでみてください♥


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コメント

  • コメント (2)

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    • ryoko
    • 2013年 12月 07日 12:25pm

    Yassさん、お久しぶりですね。共感頂きありがとうございますm(__)m。ぜひBishopへ。笑

    • YASS
    • 2013年 12月 06日 12:57pm

    全面的に100%同感です。ありがとうございました。

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