結構、NHKのドキュメンタリー番組が好きなのですが、
いつだったか、もう、数年、4-5年前、もしかするともっと前かもしれませんが、
確か、NHKだったと思うんだけど、
花火の美しさの裏で、起きてること、みたいなトピックで、
花火が打ち上げられる周辺に生息している動物、鳥、人間以外の生き物たちへの影響を取り上げていたことがあって。
それを見た時、なんだか、「人間て・・・・」。と切ない気持ちになった記憶があります。
それ以来、なんとなーく、花火を心の底から楽しむことができなくなったことも事実。
でもだからと言って、過激に、原発反対!みたいに、花火反対!とかっていうわけではありませんが。
積極的に、花火を見に行こう~というのは、なくなっちゃった。
その反面、別な時に、これもNHKだったかなぁ。。笑、花火職人のドキュメンタリーをテレビで見た時に、
そこに込める、なんだろ、職人さんの魂というか、打ち上げる時の、労力とか、精魂込めてあっという間に夜空に広がる花火のはかなさとか、、、そこに、別な意味で、職人としての美しさとか感動を覚えたことも、事実。
私たちが、この地球という惑星で、お互いにお互いを労わりあって、
全ての自然、全ての生命体がお互いに調和(LOKAHI)の中で生きていくために、
やっぱり、バランスは絶対必要で。
花火だけではなく、例えば水族館も、多くの人たちに海洋生物の生態系を知識として伝達するための施設でありながら、
捕われたイルカたちは、毎年、報道されないけれども、ストレスでとてもたくさん命を落としていることとか。
日本のクジラ捕鯨に対する海外からのバッシングは、いよいよ日本は孤立の立場に追いやられそうな勢いだけど、
反面、クジラ漁で生計を立て、家族を養っている人たちにとってみれば、死活問題なわけで。
原発も確かに良くない、けど、原発を作ったのも私たち人間であり、
自業自得な部分もあるわけで、そこを臭いモノにフタするみたいに、声高く、原発反対「だけ」をひたすら訴えていても、
根本的抜本的解決に、導かれるのだろうか?と、私自身は、若干、疑問視しています。
もちろん世間を動かそうとしている原発反対してる皆さまの活動には敬意を表しますが、リベラルなのか、と問われると、どうかな?と思う部分もあったり・・・苦笑。
一方の立場から、やんや、てんやわんや、と騒ぐのではなく、
何というか、両者にとって、「バランスのとれた落としどころ」を模索する活動、というのがもっと、
色んな、世の中の、解決せねばならぬ問題の机上に上がってきても良いのではなかろうか、、と思ったり。します。
で、話し戻って。
そんなわけで、HANABI。ですが、
最近、煙の少ない手持ち花火、というのが、スーパーなんかで売られておりましてね。
おそらく、マンションとか、密集している住宅地の小さなお庭でも、楽しめるように、という配慮から
作られたものだと思うのですが、
まぁ、私は、これでいいかな・・・・と。笑。
30本ほど入っていて、398円くらいだったでしょうか。
結構、楽しめますね。線香花火とか。
ということで、
多くの皆さんに反感を買うかもしれませんが、
先日の隅田川の花火では、
動物界の皆さんに軍配があがったような、お天気で、
少し、ほッとした自分がいたのが、正直なところです。
花火を精魂込めて作った職人さんたちには申し訳ないですが・・・
3年に1回くらいで、いいんじゃないですかね。大きな花火大会も。
その代りに、花火職人の皆さんには、もっと手持ち花火のクオリティと、
密集住宅地でも楽しめる花火の開発に尽力を注いでもらうとかね。
無音花火の開発を進めるとかね。職人さんとしてドデカイ花火大会以外にも
精魂込められるプロジェクトなんかを作るといいかな、と思ったり。
何しろ、
バランス。
大切なんだなー
と切実に思います。色んな意味で。
なんてことを、シミジミと考えられるのは、
何故かと言うと、
今日から9日間ほど、
育ち盛りのもうすぐ13歳約1名が、不在で
犬齢16歳の老犬と2人、黙々と静かな夜を過ごしているからです。大笑。
といいつつ、花火の写真。爆。 これは、今年の3月@ホノルル、Hawaii
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