BLISS that is.

直輸入ハンドメイドハワイアン雑貨ショップを8年くらい運営していましたが、

日々の細かい業務とか、値札つくりとか、本当に苦手でした。

特に、ダメダメだったのは、レジの使い方。大丈夫?と、お客さんはみな、思っていたことでしょう。coldsweats01

シンプルな型式のときは、まだ良かったんだけど、大きな場所に引っ越したとき、POS付きに変更してみたら、もう大変でした。時間がかかる(どうやって登録番号とかPOSとか操作すればいいのかわからない)、なぜか、お釣りが間違っている、同じ商品2個計上しちゃってる、的なことが日常茶飯事でした。

店舗経営実務に向いているとは言いがたい私でしたが、それでも、お店を開店する意義、そして日々の中で本当に楽しんでいたのは、現地のアーティストたちとの交流でした。

さらには、日本国内のアーティストたちとの交流でした。

私自身は、ピアノを弾くのが好きで、絵を描くのが好きで、ミシンで何かを作るのも大好きですが、どれひとつ、プロと呼べる技は持っていません。趣味レベルを逸脱していません。

だから、プロとしてものづくりをしている人たち、何かを表現している人たちとの交流は、私にとって、この上ない至福だし、刺激でした。

それは今も変わりません。

そして、今でも交流を続けているアーティストたちとの絆は、やはり、お金に変えられるものではなく、何にも変え難い大切な、大切な、宝物です。

私ができることは、そうしたアーティストたちの手となり腕となり、創出された作品、サービス、アイデアを世の中に広めていくことかな、と思って、お店を経営していましたし、お店を閉店した今でも、別な形で還元していきたいと思う気持ちに変わりはありません。

時折、連絡をくれるアーティスト、職人さんたちとのコミュニケーションはとても癒されます。

あぁ、そういうことなんだなぁ。と、

今日、たまたま、久しぶりに連絡くれたアーティストからのメールを読んでいて、再確認、実感しました。

そして、お店を閉店して、6年くらい経過していますが、

再び、お店を持ちたい、という気持ちがここ最近、ムラムラと浮上しています。

その根底には、当然ながら、ビジネスを繁栄させていくためのツールとしての店舗経営があるわけですが、

それでも、お店をオープンするまでの、内装だったり、レイアウトプランを考えたり、という工程がとてつもなく、自分にとっては至福だったりするのです。

雑貨ショップの内装やレイアウトも全て、自分でプラニングをして、大工さんや内装屋の友人たちに手伝ってもらいながら、

自分で壁を塗ったり、ドアに流木くっつけて加工したり、手作り感満載のお店でした。

そんな、ハンドメイドなお店を、もう一度、持ちたいな。

最近、そんな風に思う事が増えてきました。

お店を閉店したとき、お店はいつでもお金があれば再開できる、でも、人との繋がりや、今しかできない目に見えないたくさんの経験、

目に見えるたくさんの経験は、お金があっても、消化できない。

だから、スパッとお店を閉店しました。本当にあっさりと辞めました。何の悔いもありませんでした。融資の返済も残っていたけど、全然平気でした。

それ以上の経験と価値を見出すものが、その時のわたしにはあったし、情熱を傾けたかったからです。

だから、今、この先、またお店を開くとなったときには、きっと、その時の経験値や、

お店を閉店してから経験してきたことが、思う存分に反映できると思っています。

そして、そこに関わる自分を想像すると、かなりワクワクするのです。

これって大事なことですよね。

自分がワクワクすることだけに、フォーカスして生きていく。

私が、自分の生き方、ライフスタイルを確立する中で一番大事にしていることです。

楽な道ばかりじゃないけど、ワクワクの中で経験することは、どんなに大変な経験でも、乗り越えられるし、

さらに自分がレベルアップできるチャンスでもあるから。

2015年、今年は本当に、沢山の出来事が一気になだれのように(笑)、押し寄せています。

なだれを掻き分けながら、進んでいる、という鈍足な歩みですが、

なだれに巻き込まれて沈まないように(笑)、がんばりたいと思います。

自分へのコミットの意味もこめて、ここで宣誓。wink

町にはジャスミンの花が満開で、香りに癒される季節が到来しています。

皆さんの毎日も、ワクワクの連続でありますように♥

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