昨晩夜、NEWS23を皆さんご覧になりましたか。
地球温暖化に対する問題定義、現状把握、そして来日したアル・ゴア前副大統領の見解など、トピックの1個1個が非常に濃厚でした。
実は地球温暖化による影響だと思われる事象は、Love MAUIでもここ数年すでに起きています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、Love MAUIではここ1年半くらい、お店の看板商品でもあったシェルジュエリーの仕入れが激減しています。
その理由は、
今まで採取されていた場所でシェルが採取できなくなったから。
Love MAUIで取引をしていたシェルアーティストの1人は、シェルジュエリー業を1年前に廃業しています。
モロカイ島のアーティストはそれでも今までに採取したシェルを少しづつ使い、細々と営んでいますが、リーズナブルなシェルジュエリーよりも家計を支えるために高価なシェルジュエリーの製作に時間を割き、モロカイ島のギャラリーでそれらは消費されて、日本のLove MAUIまで商品は届いてきません。
シェルが採取できなくなった。
確実に海流が変わり、ビーチに流れ着くシェルが変化している結果であることは明らかです。
こんなに身近に危機的な状況が起きているにもかかわらず、それじゃぁ今、自分にできることを果たしてしていただろうか、自問自答。
いくら自然を愛でても、愛でてるだけじゃダメなんだってこと、反省。
人間だって自然の一部なのにね。
自然から毎日たくさんのエネルギーをもらっているのに、人間はそれを当たり前のことのように思っちゃってて、それだけでは足らず、人間の文明で破壊を招きいれ、それはゆくゆくは自分たちの破壊へとつながる。
もっと真剣に身近な問題として考えないといけないんだな、って思いました。
省エネ、エコロジーとかっていう言葉はもうすごい浸透しきっているけれど、それを実行に移すことは個人単位では微々たるものかもしれないけれど、大切なのは、
「いま、自分にできることをする」
って、NEWS23でも唱えていたこの言葉が全てなんじゃないかな〜って。
個々の微々たる努力で地球は救えないでしょう、と思わないで。
みんなが「今できることを」を各々実行したらそれはきっと大きな力になるはず。
私も今まではついつい忘れがちだったお買い物バッグを折りたたんでスーパーに行ったり、ゴミを少しでも減らせるよう工夫してみたり、少しづつでも身の回りのできることから実行したいと、思います。
そしてNews23の中でいろいろな提議を提唱していたアル・ゴア前副大統領の一語一語は非常に印象的でした。
本人の言葉が日本語の訳ナレーションでほとんど聞こえなかったのがすごく残念なんだけど、彼は息子さんを事故で亡くして以来、後悔する生き方をしない、と腹をくくり、環境問題に多くとりくみ全米で地球温暖化の危機について唱えています。
自分たちの地球を自分たちで救う、戦うのではなく、心を開き、心を開放する、それが救いの道への第一歩、みたいなことを言っていました。
2008年に行われる、次期大統領選挙には出馬しないんですか?という問いかけに対して、「政治?ボクはとっくに政治家への興味はなくなっているんでね」と軽く一笑。
彼は彼なりの視点で、政治家にならずとも、地球を人間を愛している一個人である、というスタンスは非常に今のアメリカ、のみならず、全世界に必要な心なんですよね、きっと。
本当に、彼の一語一語を、現アメリカ大統領のテキサス出身のおっちゃんに聞かせてあげたいよ、いや、すでに聞いてはいるんだろうが、聞いていないんだろーなぁ。
地球温暖化の科学的データまでもを、捻じ曲げて自分たちの都合のいいように書き換えてしまうような人なんだものねぇ。。困ったおっさんだよね、笑
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