Live Earth 地球を生きる。

 アメリカ合衆国の元副大統領、アル・ゴア氏が提言して実現されるイベントが、
 Live Earthです。

 世界の主要各国9都市で同時開催され、日本も含まれています。

 Live Earth 概要

 7月7日、七夕の日に行われます。今年の七夕は、2007.07.07ですから、777フィーバー大当たりですよ★★★

 その10日後にこれまた世界中で行われるFire the Grid というイベントでは、
 一人ひとりが、「私は・・」と提言して、自分自身の喜びを見出すことによって、
 その思いが、「私たちは・・・」に変わり、世界を変えてゆくことができる。
 と提言しています。

 Live Earth は、目に見えるものを通じて世界の平和(特にここでは地球温暖化にフォーカスしています)を訴えるイベント。
 Fire the Grid は、 見えないけれど存在する人々の「想い」を通じて世界の平和を訴えるイベント。

 どちらも目指している場所は同じです。

 どちらが自分にフィットするかは個々の価値観によって異なるでしょう。

 でも誰しもが、自分の今いる世界をよりよくしたいと想う気持ちはあるはずだし、
 何よりも、自分たちの子供にとってよりよい世界になってほしい、と願う気持ちは、
 親という立場にいる人ならば、より強いかもしれません。
 子供たちのために、「自分が」「自分の喜びを見出す」。
 自分のために、「自分の喜びを見出す」。

  子供の将来を願って「学習塾」に通わせる、、とか、子供のために、身を削って働く、、とか、そういう観念はもう、これからの時代、不要になると、私は思っています。
 子供のためを本当に思うのならば、「親として」という固定観念はさっさと捨てて(笑)、一人の人間として、子供と接することだと思っています。「あなたの将来のために・・・」という台詞は、子供にとっては単なる押し売りでしかなかったりする、爆。
 もちろん、子供が率先的に行動する場合は別ですけど。親としてその子のやりたいことを最大限にサポートする、という姿勢は全然、有り、だと。

 子供のために、「親が思う」子供の喜びを、子供に与える必要性は全くないんですよね。
 それは単なる親の傲慢です。教育者である先生も同様です。
 子供は大人が思う以上に、自分たちが何を必要としているのか、すでに知っています。
 
 さて、これらどちらのイベントも本当に実はシンプルです。

 私は、先日、高校で2時間ほど授業で話をさせてもらったときに、タマネギの皮の話をしました。これは、何を隠そう、映画、シュレック(現在、シュレック3が公開中ですね、)の中で、ロバのドンキーがシュレックとの会話の中で言っていたことを引用させてもらい、自分なりに解釈したものです、大笑。似たような話も色んなところで語られているかもね?笑。

 人間の感情って、たまねぎの皮みたいに何層にもレイヤーになっていて、その一番コア、核となっている中心部分が「本当の自分の素直な気持ち」なのですが、なかなか人間として日々生活をしてゆく間に、そのコアの部分の自分が見えなくなってきてしまうことが多々あります。

tamanegi


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 コアの部分を邪魔しているものは、その人によって違うけれど、図に描いてあるような、本来は不要なものだったりします。

 だから、たまねぎの皮を1枚1枚取り除き、本当の自分の気持ちに従ってみることが、「自分にとっての喜び」を見出すひとつのきっかけになるかもよ?
 というお話をしたのですね。

 その本当の自分の気持ちは、「直感」だったり、「ひらめき」だったり、「そのときにどういう気持ちになっているか」といった様々な形で、実は現れているんだけれども、たまねぎの皮が分厚ければ分厚いほど、そうしたメッセージに鈍感になってしまったり、気づいてもすぐにその思いを自分の表面意識の中で打ち消してしまったりしている場合が多いのですよ〜。と。

 だから、もっともっと「心躍る」ような感情に素直になって、それがコア(核)となっている自分の喜びである、ことを意識して、「親に反対されるから、、、」とか、「こんなこと言ったら、先生にヘンに想われる、、、友達にヘンに思われる、、、」とかそういうことは気にしないで、積極的に、自分の本心をもっと表に出していくといいと思いますよ。

 みたいな話をしました。
 
 これは、そのときに話をした相手が高校生だったので、彼らに近い例題を出して話をしたのですが、どんな人にも当てはまると思いませんか?
 私も、日々、たくさんの皮をどんどん脱ぎ捨てることに最近はフォーカスしています。

 自分がそういう気持ちになることで、すでに、こうした大きな地球規模のイベントに間接的に参加していることになる、と私は思っています。

 スーパーにマイバックを持参することも、エアコンの温度を1度高めに設定することとか、電気を上手に使うこと、、とか、そうした行動ももちろん大切。だけれども、それ以上に大切なのは、「自分が喜ぶ感情を大切にしていく、その状況に感謝する」ことだったりするんじゃないかな〜。
 

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