面白い検索ワードで、こちらのブログにたどり着いた方が1名いらっしゃいましたので、
もうすでに解決しているかもしれませんが、面白いと思ったのでレッスンにしてみました。
日本語「どうぞご着席ください」「ご協力ありがとうございました」
英語
「Please be seated」
「Please be seated, everyone. Thank you for your cooperation.」
間違いやすい言い方 「Please sit down」「Sit down please」
※英語の授業では、座る=Sit Down ですが、間違いではありませんが、丁寧な言い方ではありません。日本語に直訳すると「座って~」みたいな。。先生が生徒に言うときなど、幼稚園保育園年齢などには使えますが、司会者としての立場や、ビジネス上で、敬意を表する相手に対しての場合には使いません。友達同士、同僚同士とかならば「have a seat」とかが使えます。
日本語「しばらくの間、ご歓談くださいませ」
※日本のパーティーなどで司会者からよく出るフレーズのひとつですね
英語
◎「 Everyone sit back, and enjoy your meal 」 のんびりと食事を楽しんでください。
◎「 Now its time to relax and enjoy your meal 」 のんびりと食事を楽しむ時間です。
◎「 Now the delicious dishes and drinks are ready to serve you, please enjoy 」 美味しい食事とお飲み物の用意が整いました、どうぞお楽しみください
△「 Please enjoy pleasant talk to each other for a while 」 しばらくの間、会話を楽しんでください。
★このように、日本語の表現というのは、曖昧、抽象的なことが多いのですが、
英語は、より具体的な表現に変化することが多い、というか、具体的に表現するのが基本的には英語表現の基本であるため、日本語と英語の間には意味合いとして若干、違いがでてきます。
※通常「ご歓談」という言葉の中には、「食事を楽しむ」「会話を楽しむ」「その時間を楽しむ」というようなそれぞれの意味合いが全て統合された意味として使われることが多いですが、英語に「歓談」を直訳すると、、普通に「Pleasant Talk」。 でもこのフレーズは実際にはあまり使わないと思います。
Talk (会話) が Pleasant (楽しい)ものである状態は、言ってみれば「当たり前」のことで、わざわざそこで具体的に言明するようなことでもないからです、、状況によっては、ちょっとシニカル(皮肉っぽい)表現にとられてしまうこともアルかもです。
だから、英語表現では、「食事を楽しむ」(=その結果、当然会話も弾む) という解釈の元、
「食事を楽しんでください」という表現を、日本語で言うところの「ご歓談ください」に使うことが多いのです。
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