3月にはいってから、某商社で通訳業務の仕事を請け負っているのですが、その内容が企業全般の業務、ということでジャンルが多岐にわたっており、商品開発、在庫管理、物流、IT、財務、会計、営業、人事、総務、、、と、とにかく、一般的な大手企業に存在する各事業部のそれぞれにおいて、通訳業務を一手に担当しています。
とは言え、逆に言うと、金融、とか法律、とか医学、といった専門分野と言うわけではないので、気分的には大きなプレッシャーもなく楽しんでいます。

で、やはり日本語って難しいなぁ~を実感中。笑。
私は、基本的に経理、会計、財務関連は本当に苦手なのですが、何がどうしてそんなに苦手意識があるのか、今日、通訳業務の中で発見しました。
つまり、日本語の経理用語は難しいのです。
それが英語になると意外にシンプルで。言葉による拒絶反応がなかったのですね。

例えば、売掛債権、買掛債務、決算書、、、損益計算表、、残高試算表、、などなど、、今まで私はこうした聞きなれない言葉だけで、「うわぁぁ、難しい、なんだそりゃ~」的な部分がありましたし、今もあります。だから、導入から、気が重たいわけです。それらの書類作成するのに。。見慣れない漢字の羅列に、もうそれだけでとりあえず圧倒されます。笑。

でも、英語だと、Account Receivable(売掛債権)、Account Payable(買掛債務)、Settlement/Statement(決算書)、Profit-and-Loss statement(いわゆるP/L)(損益計算表)、Balance(残高)、、、と言った風に、なんだか通常使っている単語から成り立っているので、分かりやすいのですね。何でそこに、今まで気づかなかったんだろう~。

ってことは、英語で会計すれば、かなり気が重たい導入が、軽やかになるのでわ?
というのが、現在の思惑。。

ということで、新年度からは英語で会計ファイルを作成し、現在使用している難しい会計システムではなくて、もっとシンプルな、海外製英語版の会計システムを試みようと思っております。そして、財務会計に明るい人を目指したいです。そしてきちんと、Monthly Statement(月次決算書)を細かく作って財務管理をしたいと、本当に思いました。

苦手。だからできない。やりたくない。
ではなく。
苦手だけれど、そこに何か自分にフィットする楽しみや楽しく思える仕組みを作って取り組んでゆく。苦手を克服してゆく。それが大事だなぁ~ということを、今回の通訳業務を通じて、学んでいる気がします。

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