老犬と過ごす最期の日々
老犬と過ごす最期の日々

老犬と過ごす最期の日々

おそらく、我が家の老犬テディ(6月で満17歳を迎える予定)は、

もうあまり先が長くありません。

ろうそくの火がだんだんと消えていくように、

毎日、毎日、命の火が小さくなっているのを感じています。

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ここ数日は、痴呆系な行動も目立ってきて、ぐるぐる同じ所を回ってみたり、後ろ足だけではなく前足も弱ってきたり、

夜中眠れず吠えて見たり・・・と、それなりに介護レベルUP中の老犬でございます coldsweats02

昼は、割とウツラウツラ長時間寝ていることが多いけれど、夜は2時間おきくらいに起き上がりたい、なんか寝れない、なんか吠えたいかも?、なんか落ち着かない・・・的な感じで、そのたびに、私も起きて、ハーネス装着⇒庭徘徊⇒家の中徘徊、、という一連の行動を、30分~長いと1時間くらいお付き合い接待することになります。

ハーネスを装着すれば、ぎりぎり何とか歩けたりするので、本人的にもなんだか落ち着かないと、ウロウロしたいのでしょうね。

ということで、ここ数日、とても眠いです・・・sad

と、ふと、「あれ、この感覚なんか初めてじゃないな・・・」と思ったりして、

なんだろう・・と考えてみたら、

子供が赤ちゃんのとき、全く同じ感じだったことを思い出しました。

我が子はとても親孝行な赤ちゃんだったので、生後6か月過ぎた頃には夜は6時間くらいノンストップで寝てくれたので、2時間おきの授乳、という母としての最初の登竜門?的なライフパターンは、本当にあっという間に過ぎてしまったのですが、それでも、確かに最初の半年間は、2-3時間おきに授乳して、ウトウト、、、仕事、、、授乳、、ウトウト、、、仕事、、、の繰り返しだった記憶がよみがえってきました。

そしてここ数日の我が家の老犬はまさに、そんな感じ!

人間も同じだけど、動物も、年を取ると赤ちゃんに戻るのですね~。を満喫ちう。

唯一の違いは、赤ちゃんは「これから生きていく!」という生命体であるのに対して、

老犬、老人は「これから命の灯が消えていく」段階にある、ということ。

そしてこの違いは、共にいるわたし達家族にとっても、大きな影響を及ぼしている気がします。

介護生活に突入し始めたGW中から日に日に食べる量も減り、食べる気力も小さくなってきて、

最初は、何とかしてアレコレ、色んな食材を試し、ミキサーかけてアレンジして、、、と、とにかく食べてもらうことが最重要!と、悩ましい日々を過ごしていました。

その結果、しばらく粉末介護食をお湯で溶かして流動食、というところに落ち着いていたんだけど、先週くらいに、とうとう、この流動食も受け付けなくなり、少しだけでも誤魔化しながらシリンジで口から入れると、直後に吐いてしまう、という結果になり・・・

体重計のない我が家でも、明らかに骨皮筋オさんに変貌しているのが手に取るように分かったので、獣医に行き点滴をしてもらいました。

その時に、ドクターが、

「延命するためにできることはいくつかもちろんありますが、果たして、それがワンちゃんにとって幸せなことなのかどうか、は、別問題。命の灯が消えるまで、本人が本当に居心地の良いと思える環境の中で飼い主さんと共に過ごしてあげることが、おそらく一番幸せな生き方なのでは、と個人的には思いますよ。もちろんわたし達獣医は、飼い主さんが希望すれば、延命のための措置は最善を尽くしますが。」

と言われ、、ハッ。。と。しました。

そうなのです。

もちろん、もっともっと一緒にいたい、家族として17年間過ごしてきた大事な一員、少しでも長く同じ時間を共有したい、と思うがゆえ、元気になって欲しい!という願い「だけ」が先行して、

とにかく食べて、飲んで、、、、でないと死んじゃう!という焦りもあったりして、

そこにばかり意識を置いていました。

でも獣医ドクターに言われた言葉を聞いて、

「死に向かっている」ということを置き去りにしていた自分を認識しました。

そして、老犬の中ではきっと、少しづつ身体も精神もその準備段階に入っているのかも・・・と。

もちろん、動物は人間よりも生きる本能が強いと思うので、諦める、ということではないけれど、

むしろ、私なんかよりも、自らの状況をきちんと受け入れているように感じました。反省。。。 think

だから、それ以降、無理強いをしてアレコレ食べさせよう、、ということに労力を注ぐのを少し自分の中で緩和させました。

でも、本人は食べる気力がまだ残っているし、流動スタイルで嚥下もできるので、

出来る限り、本人が心地よく飲み込めるものを飲み込める量、与えてあげたいと思っています。

昨日から意外に良く飲み込んでいるのが、ウィダーINゼリー。高カロリ~!これをこれでもかっ!というくらい、ミキサーかけて、完全にゼリー状態から水溶状態にしたものをシリンジで10ml単位であげると、結構ゴクゴクいきます。笑。エナジー系ゼリーがスゴイと思ったのは、これだけなのに、ちゃんとウンチが出るということ。これにはビックリ!!介護食粉末に匹敵か?と思うけど、まぁ、糖分も含まれているので、これだけ、、というのは難しい。

明日は、ウィダーINゼリーに薄めた介護食粉末を混ぜてみようと思っています。

何よりも、家にいるときは、出来る限り、目の届く場所で「共にいる」ことにフォーカスするようにしました。

ということで、

自宅での仕事を増やして、出来る限り、外出用事は「どうしても・・・」という打合せ、現場仕事だけに絞り、

老犬と共にいる時間も調整しています。

そして、先週までは、寝室の自分の寝床にいることが多かったんだけど、

今日からは、日中、私が仕事部屋で仕事しているときは、

オフィスデスクの足元にマットを移動して、そこで常時、老犬と共に、、、という設定に変更しました。

マットは人間よりも高級仕様?の、ブレスエアーという体圧分散タイプのもの。いずれ寝たきりになるので、早くから床づれ防止策です。

そう遠くない将来、彼の肉体は天寿を全うすることになると思うけれど、

スピリット(魂)は、いつまでもわたし達家族と共に在る、ということを改めて認識したとき、

肉体がこの世に有る限り、老犬との最期の時を静かに穏やかに愛に包まれた状態で過ごしたい、

 

そんな風に考える、寝不足気味の日曜日の午後・・・

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 仕事部屋デスクの下で・・・・昼間もウツラウツラ・・・・本当は夜もできれば寝て欲しいのよ~ coldsweats01

 

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