先日のこと。
担当する国際結婚式の打ち合わせが、本番10日前にありました。
通常国際結婚式でのバイリンガルMCへのオファーは、ブライダルエージェンシーなどから来ることが多いため、新郎新婦との打ち合わせも、1回で全てを済ませる、というスタンスが主流です。
私は、直接依頼を受けた場合には、回数制限無制限(笑)で、必要であれば何度でも打ち合わせは可能ですよ、という対応をしていますが、エージェンシーの場合には、多くの案件を毎日扱っていますから、なかなかそこまでの対応はできません。だから、通常、司会者と新郎新婦との打ち合わせは1回。となります。
で、私は、通常、本番前日に、翌日担当する式、披露宴の内容を見直して、司会者原稿のラフを作ります。
現在は、あまり、原稿を一字一句読む、というスタイルはしませんが、それでも原稿をきちんと作るのにはそれなりに理由があって、
①原稿を書くことによって、おおまかな進行を把握する
②スピーチ、プロフィール紹介など、具体的な内容部分は読むことが多いので、きちんと名前や内容を活字に落としてゆく
③当日突発的に何があるかわからないので、万が一、自分の中で現場で自分がフリーズ(笑)するような状況に陥ったときのための保証。
そんなところでしょうか。
多くの場合、打ち合わせから当日までの間に、進行内容に大きな変更が生じた場合には、エージェンシーから最新進行表が送られてきたり、FAXが送信されてきたり、ということがあるのですが、
今回はそれがありませんでした。
また、私のほうもうっかり、そうした変更があるのかどうかを事前に確認する作業を忘れてしまっていました。
そして、当日。
なんとも、進行にいくつもの変更点が追加されています。笑。
人前式と披露宴のセットでのバイリンガルMCで、しかも、そこの会場は初めて担当する会場であったことから、人前式のリハーサルから、本番、そして、引き続き披露宴、、、と、トイレに行く時間もないくらいのあわただしさでした。(自分の中で。。。)
そして、その現場を何とか成し遂げた帰り道、
自分自身、まだまだ精進しなきゃなーと、改めて思ったものです。
「変更が生じたら、エージェンシーは司会者にその旨、伝達するのが当たり前」とタカをくくっていると今回のようなことが起こる可能性もある、ということを改めて再認識して、
きちんと、いつでも、自分からコミュニケーションを発信する努力と気配りを持っていないといけないな~と。実感しました。
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