荷台乗車について考える。
荷台乗車について考える。

荷台乗車について考える。

先日、オアフ島カイルアで、ピックアップトラックの荷台に乗っていた子供がUターンのときに、路上に放り投げ出されて死亡する、という事故がありました。

運転していたのは、お母さん。助手席にはお父さん。そして、荷台には2人の子供たち。1人は、重傷です。

この事故を受けて、ハワイ州では、この件について賛否両論、違法化に向けて揺れ動いています。

くわしい記事全文はこちら。(英文サイト)

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ハワイ州では、乗車スペースがない場合は、12歳以上ならば荷台に乗車しても良い、と法律化されています。しかも、この条例は、成立までになんと20年もかかって、1997年に施行されました。

もちろん反対派と賛成派の間で大きく意見が分かれていたため、これだけの時間がかかってしまったのであろうと予測がつきます。

難しい問題だなーと思うのですが、

同じハワイ州でも、特にオアフ島などは場所によって荷台に乗って走行するのが危険な場所があるのは容易に想像できますし、逆にモロカイ島やラナイ、ニイハウ、他のネイバーアイランドなどの場所によっては、荷台に乗れないととっても不便、と思う場所もたくさんあるわけです。

地域によって、その需要、必要性が環境や生活によって大きく異なります。

一概に、「ハワイ州」というくくりで決めようとすることのほうに、無理があるような気がしてなりません。

基本的に、米国は、「州」単位での法律制定なので、確かに、ハワイ州で、、というのが前提ですが、でも、例えば、ヒッチハイクの法律化に関して言うならば、これは、「島」ごとに制定されています。

マウイ島領域(マウイ、モロカイ、ラナイ)に関して、ヒッチハイクは「合法」です。

その他の島では、「違法」です。

これは、島単位で制定された、島の特性を考慮した法律。

今回の、荷台乗車の法律に関しても、私は、島ごとに制定されるべき問題ではなかなろうか、と思っています。

ハワイ州は、8つの島が基本的に「ハワイ州」として登録されているわけですが、同じハワイ州ではあるけれども、それぞれの島に、島独特の個性、特性があります。

それは、ハワイの歴史や人々が移住してきた軌跡、そして、自然環境、様々なファクターが絡んでいます。

産業が発達すればするほど、人口も増加するわけですから、そこに事故、事件が増えてくるのも、当然の結果と言えば当然。だから、どんどんルールが制定される。法律、ルールで人々の生活がコントロールされるようになってくるわけです。

発展途上国の多くは、そのシステムが当たり前と言えば当たり前で、それを否定するものではなく、社会生活の中で秩序を保つためには、ある程度それは必要なことです。

古代のハワイでは、家族のルール、というのは、本当にシンプルでした。

  No Harm to Others

  誰も傷つけてはいけない。

そして、全ては「愛」に基づいて、家族の長老(クプナ)によって決断されていました。

言ってみれば、家族がひとつの小さな社会構造になって、たったひとつの絶対的なルールだけで家族全体は愛に満ち溢れていました。

ハワイだけではなく、世界中の国々で、今、大きな矛盾、葛藤を抱えているのが現状ですが、

いつの日か、地球のルールはただひとつ。

  Live in Love 

みたいな日が訪れるといいな、なんてことを考えます。

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