種子島

 月末に、ばーちゃんの墓参りといとこの母ちゃんの法事を兼ねて、息子を連れて種子島へ行くことになりました。

 母方のばーちゃんなんだけど、小学生の頃は毎年、兄と2人、スカイメイト?とかなんとかいうやつで、子供2人飛行機に乗せられて、鹿児島空港でもアテンドしてくれて、種子島まで送られていました。
 その頃、もう結構いい年のばーちゃんだったけど、廻り廊下で、なんか藪の中に家が建っているようなところで、隣の家なんてもちろん見える場所にはありません。
 しかも、トイレとお風呂は母屋から離れにあって、風呂なんて、五右衛門風呂〜!

 蚊帳の中で夜、寝るのが怖いの半分、ワクワク半分な記憶があります。夏休みずーっと、親戚が当時、世話していた牛の世話とかさとうきび畑で遊んだり、海で遊んだり。
 記憶力の薄い私だけれども、種子島の夏休みは結構、鮮明に覚えています。

 最後に種子島に行ったのは、20年以上前。ばーちゃんが危篤のとき。当時高校生だったと記憶してるけど。
 赤ちゃんみたく小さくなったばーちゃんと病院で会った記憶がうっすらあります。


 種子島弁で、「わかった、わかった、はいはい。」みたいな相槌言葉を、「ジャー、ジャー、」って言うんだけど、病院で話しかける私とかの言葉にばーちゃんが、「じゃ、じゃ、じゃー」ってがんばって言っていたのがすごく記憶に残っています。

 結局、遠い、ということで、そのとき確かもう兄も渡米していたりして、親だけがばーちゃんの葬式に出て、私は行きませんでした。
 
 だから、初めての墓参り。ばーちゃんごめんね。こんなに時間がかかってしまって。

 そもそも、今回、母と叔母が2人で親戚のおばあの法事に行く、という話があり、母の姉(大阪在住)が「ロニー(息子)も一緒に連れて行ったらどうなん」とかなんとか。
 で、母もそうねぇ、、って感じで相談されて、私としては、本人が行くって言うならいいんじゃないの〜?なんて言っていたんだけど、どうやら大阪経由でトータル8日間とかのちょっとした滞在になるらしい。その期間、うちの暴れん坊をばーちゃんたちが面倒見るのは大変かもね?とかっていう展開になり、そのときに、ふと自然に、「ならば、私も一緒に途中合流でおばあの墓参りもしてないから行くか」って。
 
 そしたら急展開で、あっという間に予約完了(笑)。
 多分そういう時期なんだろうなぁ。不思議ですね。
 息子がいなかったら、もしかしたらまたさらにしばらく種子島まで墓参りに行こうとか思わなかったかもしれないし。
 
 おばぁ。待っとってねぇ〜〜。法事が行われるのも、今、ホノルルに住んでいる私のいとこの母ちゃん。いとこに変わって、挨拶してくるよ〜。
 
  父方のばーちゃんの墓参りも行っていないんだよねぇ。何しろ、うちの両親、母は種子島出身で、父は北海道の小樽出身。東京出身の私にしてみたら、気軽に行けんよ。こんなに南北離れておったら(笑)。
 でも、息子を連れていく、というなんか理由が出来ると少しは重たかった腰を挙げる気にもなるね。

 それにしても、飛行機運賃って今、なんかめちゃくちゃ。正規に往復航空券だけ買おうとすると、安くても鹿児島往復片道26000円とかする。往復で5万円越えちゃう。さらにトッピーとかで種子島まで船で往復1万円弱。結構かかるのよね。
 ところが、なぜか1泊ホテルつき、というパッケージで申し込むと、ホテル代込みで鹿児島までの往復航空券が27000円くらい。これって???
 子供運賃がないのが残念なのですが、それでも2人分で大人一人分の往復正規料金だよ。びっくりしちゃう。

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コメント

    • lanikaula
    • 2006年 9月 11日 5:35pm

    意外なところでつながりがアルものですね。
    種子島で種子島さんに出会うことがあったら、吉祥寺のオニグンソーのオニグンソーとオニチビは元気だよ、と伝えておきます。

  1. 関係ないですが、うちのいとこの旦那は種子島出身で
    名字が種子島です。  そんだけー。 おつかれさまー。

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