ジブリ映画

 息子とゲド戦記を見てきました。
 ジブリ映画には必ず現代の社会に蔓延している問題に対するメッセージが含まれていて本当に感動します。
 子どもは子どもなりに、そうした難しい隠されたメッセージとかは分からないだろうけれども、漠然と人間があるべき姿、みたいなのを感じとってくれたらうれしいけど、6歳の息子にはまだそこまでは難しいみたい。


 大人でも、多分見る人の感性や価値観や哲学とかもろもろによって、受け取り方も違うだろうし、感じる心も違うんだと思うけど。

 ゲド戦記にこめられていたメッセージは、「生きる」ってことだったなー。
 死があるから、与えられた生を精一杯全うする。
 死を意識するからこそ、今、ある、「生命」に感謝できる。生きていく悦びを噛み締められるんだ〜。みたいな。 (・・・と私は感じました。ホントのところ、宮崎監督とかがこめたメッセージは分からんよ^_^;)。

 共感しました。
 私自身、今の自分が死ぬ、っていうこと自体に何ら恐れとか不安とかないけど、100%ない、っていったらウソだけど。
 でも、キミマロも昨日テレビで言ってたよー、人間の死亡率は100%デスッ!ってさー(笑)。
 いつか必ず、今ある私の肉体はしかるべきところに帰るんだ。
 だから、今、与えられた「私の人生」を楽しんで生きる、それが大事〜。

 覚悟を決めて生きる、って誰かも言っていたけど、今の時代は本当にいつどこで何があるかわかんない。日本も本当に物騒な世の中だもんね。
 だからなおさら、1日1日、感謝、生きていることの大切さを忘れちゃいけないなー。ボーゥと毎日過ごしてちゃぁ、神様に怒られるよねぇ。

 そして、私はなんとなく、まだ今の生命体で本当に全うしていかなくてはいけないことを終えていない気がするので、なんか、生かされている、っていう実感がすんごくある。不思議〜。「なんのために」生かされているのかがもっと明確にビジョンで分かるともっと今の自分が楽しくなる気もするんだなぁ〜。それがなんか、目下のところちょっぴり不明。まだ少し、先の長〜い人生になりそうですねぇ(笑)。

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