家族。

両親が、いよいよ隠居?への準備を始めました。
両親の資産のひとつとして、清里に別荘地を保有してて、そこにログハウスを建てて移住する、、という計画を彼らはすでにもう30年以上前から計画としてあったそうで、その話は私も聞いていたし、自然がいっぱいあるところだからいいよね~なんて、
話していたけど、現実味は感じていませんでした。

先日、ログハウスの下見とか現地を改めて確認してきたそうなんだけど、
別荘地、、ということから、そこに永住している人は多くなく、特に両親の持っている別荘地の周辺はなんだか寂しい~感じがしたそう。
母は、そういう雰囲気とか察知するのが異様(笑)に敏感。
で、「ここには住みたくない」と結論があっという間についてしまったらしい。

そして、さぁ、ではどこに隠居する?ってなったらしく、浮上したのが、伊東温泉。
これには私もかなり賛成しましたね。
温暖な気候、彼らの趣味であるゴルフ場が周辺にたくさん。魚も美味しく、海もあり。山もあり。
やっぱり、年を重ねると、寒さ対策はかなり厳重にしないといけないし、
清里の冬はかなり寒いから。

それに比べれば、伊東温泉ならば、清里には比べ物にならない温暖さであろう、
父は、「何を言うか、わしゃ、北海道生まれじゃぞ。」とかって、粋がってたけど、
母は、そんな父の粋がりをぜんぜん当てにはしてなくて(笑)、
「年取ったら、暖かいところのほうが絶対いいのよ。」と。
そして、父も本心は寒いとこより、暖かいところ・・・・だったのでしょう。笑。

来年に向けて、下見など動いている両親です。

そっか~。今、車で20分の距離でお互いに生活しているものが、
今度は、車で2時間ちょっと、、、の距離になってしまうのかぁ・・・
今までのように、ちょこちょこ差し入れもらうことも、急遽の用事で息子を預けることも、
そうそう、簡単ではなくなるな~。私も、芋づる式に伊東に引越ししよっかな~とか一瞬、思いました。笑。

改めて、親にどんだけお世話になってんの。って感じです。

そして両親は、息子のための部屋を確保することなんかにも熱心で(笑)、
どこまでも有難い存在。
親として、未婚で息子育ててる娘のことを、可愛い孫のことを、最大限、どこまでもサポートしてくれるその気持ちに、私は両親の娘として、本当に何ら、恩返しや親孝行がまだできてなくて。

両親は自分たちの生涯を着々と、冷静に見つめていました。
「せいぜい、われわれの人生、あと20年行くか行かないか。だったら、少しでも早く、自分たちの居心地の良い場所に落ち着いてのんびりしたいのだ」と。
その20年の間、私はどれだけのことを両親に与えられるかな~。がんばんなきゃな~。

花嫁姿を見せてあげること。
年に半分は、モロカイ島の家に呼んで、息子とのんびり生活してもらうこと。
あと数年で出てくる(と思う)、もう一人の新しい生命の誕生を祝ってもらうこと。

この3つが、達成できたら、私は本当に悔いなく、両親に今まで本当にありがとう。お疲れ様。
と、ある意味、娘を卒業して、両親を今度はお世話する、という新たな喜びに心底向かえるかな~なんてことを考えます。

未だに、「ちょっとお金貸して~」とか平気でスネをかじり続ける、どうしょうもない娘です。実際のところ。
何度かこのブログでも書いているけど、私だけ、我が家族のなかでは、いつも異端児的な存在で、
鉄砲玉で予測不可能、と両親に太鼓判を押され続け、
両親の私への口癖は、「あきれちゃうなぁ~。いい度胸だな~。」という、なんともホントに、そんなセリフばっかりです。爆。

それでも、親子なのです。
そして、どんなときも、いつも何かあれば飛んできてくれて、
心配してくれて、いざとなれば、助けてくれて、
そんな両親の娘に生まれて、私は本当に幸せです。感謝感激です。

家族のつながりは、究極の癒しなんじゃないか、って最近思います。
いい関係ばかりじゃないこともあるし、問題もいろいろあったりするけれど、
それでも家族のつながりは、スピリットでつながっています。

年を重ねるごとに、親子の関係って丸くなるんだな、ってことも、ここ数年、私は学びました。

そして、いつの日か、私が結婚したら、だんなさんの家族がさらに増えます。
そして、つながりも倍増して、コネクトされます。
子供たちが結婚したら、また家族が増えます。
こうして、地球に人類が誕生してから、人間は「家族」を軸に生きてきました。
これからも、「家族」を軸にして生きていくでしょう。

ハワイの叡智にも、「家族」の大切さは、生きてゆくことの軸の中心に位置していて、それは、何も、ハワイに限ったことではないこと、というのが本当のところだけれど、ハワイ、という切り口、古代ハワイの人たちが代々口語で語りついで来た家族のつながり、に関する叡智は、とても分かりやすいし、大切なエッセンスを含んでいるから、今、注目されていることのひとつでもあるのでしょう。

そんな部分を、私も、少しづつでも広めていきたい、と思う一人で、Da Ohana、というプロジェクトを立ち上げたきっかけにもなっています。

血のつながりのある小さな家族軸と、地球単位での大きな家族軸と。
そんな風に、人々が観念を持つことができるようになる日が、
憎しみや戦いが、地球からなくなる日なのですね。きっと。


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