暖かい言葉

昨日、ホノルルのヒルトン・ハワイアンビレッジで開催されたKokua For Japan

日本の震災のためのチャリティコンサートには、本当に、これでもか、というくらい、

大物アーティスト達が集結し、みんな暖かいメッセージと共に、ステージショーを披露してくれました。

私は、オンラインでライブでずっとそのライブを見ていて、本当に涙があふれてきました。

日本語でメッセージを送ってくれるアーティスト、コンサート等で仙台、宮城等へ行ったときの話をしてくれるミュージシャン達など、みんなそれぞれの胸の中に、日本に対する、被災地に対する想いを持っていて、その気持ちがダイレクトに

彼らの言葉や歌を通じて伝わってきました。

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印象に残っているフレーズをいくつかご紹介。

 

Ocean doesn't seperate us, it acutually unite us together.

僕たちは、海を隔てて異なる国々、島々だけれども、海は僕たちを隔てるために存在してるんじゃない、

僕たちを繋げてくれる存在なんだ。

ーJohn Cruz

 

タイマネ・ガードナーちゃんは、今回のために日本のために曲を書き下ろしてくれたものを披露していました、

その一節の中に、

Japan,

Mother Earth want to tell you something,

Mother earth want to let you know we need to change.

母なる地球は私たちに何かを伝えようとしている、

母なる地球は私たちに変わらねばならないと、教えてくれている。

ーーーーーーーーーー 若い彼女がここまで深い意味を発信していることにも感銘を受けました。

 

Jack Johnsonは、震災当日、大阪に滞在していました。その時の様子を、

「今までの人生の中で一番恐怖を感じた瞬間だった」と語っています。

そして、その数日後にハワイに帰国した彼ですが、その時の様子をリアルタイムで経験しただけに、

震災地の人々に対して発せられた慈愛のメッセージには深く感動しました。

 

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多くの人たちが同じようなメッセージを発しています。繰り返し繰り返し。。

 

We just want to let you know how much we love you, brothers and sisters in Japan. We are here to help.

日本にいる兄弟姉妹、みんなに僕たちがどれだけ皆さんのことを愛しているか伝えたい、僕たちはサポートするためにここにいます。

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’Ohanaというハワイ語。家族。という意味ですが、

まさに昨日のチャリティライブでは、会場全体がひとつのOHANAで、

世界全体がひとつのOHANA(家族)で、困っている人がいれば、無条件に手を差し伸べて手助けする、

そこには何の損得勘定もない、大いなる愛がある、っということが昨日のライブで本当に証明されたし、

ミュージシャン、アーティスト達のその気持ちを、私は深く深く感動して、見ていました。

とても素晴らしいコンサートでした。

結果、160万ドル、という募金が集まりました。日本円で約1億3千万円くらい。

範囲が広くて、義援金の配布に時間がかかりそう、との報道があったりしていますが、本当に赤十字の皆さん、

こうしたリアルタイムの愛あるお金を、一刻も早く、必要な方々に分配してもらいたい。

強く、願わずにはいられません。

日本からハワイへの渡航者数も、激減しています。

平均1日4000人前後の観光客が日本からホノルル空港に降り立っていたのが日常だったにもかかわらず、

最近では、1日2000人~2500人程度まで減少しています。

今、ハワイも経済打撃の影響を受けつつあります。そんな中でも、昨日のコンサートでは会場全体が「日本のために」一丸となって応援してくれていました。

その姿を見ながら、芋づる式に世界経済がパニックに陥るようなことは是が非でも避けたい。と本当に思いました。

そのために、余裕のある人は、ぜひ経済復興の一端を担う目的で旅行にも出かけて欲しいし、

ショッピングをして市場でお金を動かして行ってほしい。

それも、ひとつのサポートだと私は思います。

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