My First Quilt

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 Love MAUIで開催しているキルト教室ですが、なかなかどうして、一緒に腰を落ち着けて習う、縫う、、というチャンスに恵まれていませんでした。


 今回、11月にとある企業からキルト教室開催の依頼がありまして、イロイロ限られた時間の中で作る課題について、検討する必要があり、講師であるメグと相談して、素人でどのくらいで果たしてできるのかチェックする、という作業をすることに。
 そして作ったのが写真の初心者向けミニタペストリー。20cm四方サイズのものです。

 中指痛いっすねー(笑)。中指の腹、穴開きそうなくらい、針がチクチクささりつつも、とりあえず、なんか「宿題やってる子供」のように、黙々と縫いました。
 ものづくりをするアーティストすべてに言えることだと思うけど、作品って、なんか自分の人生のHistoryの一部に確実になるんだなぁ〜と。
 写真とおんなじで、そのときの自分の状況とかを形として残してくれるものなんだよね。

 今回のこのファーストキルトは、どちらかというと、「義務」的に作ったもの。少なくとも「誰かのために」「楽しんで」「愛おしい気持ちで」チクチク縫ったものではなかったのね。だから、縫い目もバラバラだし、結構、性格をそのまま反映して雑な仕上がり。でもそれが今の私の状況なんだろうなぁ、と。
 要するに、心を落ち着けてゆっくり丁寧にする時間的な、そして精神的なゆとりもない(笑)。
 でもそれでもいいんだと思った。
 そのとき、そのときの自分の状況で出来上がったキルトは、きっと何年、何十年経ったあと、自分の歴史の一部として残ってゆく、それが大切よね〜と。
 それでも、今回は、「仕上げよう、とにかく」。とがんばったし、縫っている間は、雑ながらも、なんかすべてのことを忘れて没頭することができたし、これまた、それはそれで自分としてはすごい進歩だと思ったよ★

 いつか、ハワイの海辺の木陰で、誰かのために、または自分のためにゆっくりとした気分で時間に追われることなく、キルトをチクチク楽しみたいなぁ。と。 
 それにしても、中指の痛いこと、痛いこと(>_<)。


 ちなみに、この作品、仕上げるのに、トータル3時間半。うーん。キルト、結構、大変、細かいです。本当。言うは易しよね、見た目よりもずっとずっと労力のいる作業です。だからこそ出来上がったときの喜びもひとしおなんだろうなぁ、と思います☆

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