最近のオアフニュース、なにかと難しい問題を抱えている様子です。
この間、タンタラスの丘で起きた殺人事件の犯人は若干23歳。18件の罪状で起訴されています。
このタンタラスの丘から眺めるホノルルは本当にキレイなのに。
ホノルルにすごい勢いで進められている数々の工事のひとつ、ワード・ビレッジショップの建設現場から11体の古代ハワイアンの遺骨が発掘されています。
当然、土地の所有者や建設関係者はこの11体の遺骨をすみやかに安全な場所に移動する義務がある、と考えるわけですが、かつてこの辺り一体をホームステッドとしていたハワイアンファミリーは移動に対して反発。
「彼らは、OHANA(家族)によってこの地に運ばれ眠りにつきました。建設を全てストップするつもりはないけれど、彼らの遺志を尊重して欲しい。」
かつても、他の場所で同じような状況になったときにやはり、遺骨を掘り出さないで、、と希望があったため、その後、そのまま埋葬されたままそこに新しくスーパーマーケットが建設された、という記事も同時に書かれていました。
ハワイ州の中でも、オアフ島、とくにホノルル界隈は、こぞってこれでもか、ってくらいに建設ラッシュな感じですね。
一方で、かつても古代ハワイアンたちが築き上げてきた面影がこうして新たに発見されたりしていて、建設が進まなければずっとそこに安眠していられただろうに、、
文化、歴史の継承と、経済発展途上をバランス良く守り進める、っていうのはなかなか難しい感じ。何事も、「ほどほど」がいいよね〜。良くも悪くも、Too Muchっていうのは、いろいろな物事、人のバランスを崩してしまうから。Peace and Aloha.
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