屋久&種子

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種子&屋久
 39年の人生の中でこの6日間は、トップ10に入る濃厚な時間でした。
 
 いろいろとあるのですが、思い切って、自分の直感と導きに従い、屋久島と種子島へ行っておりました。
 必然の偶然にも、滞在中は皆既月食。それはそれは素晴らしい天体ショーでした。
 この旅を諦めて我慢していたら出会えなかった。
 滞在中、泊めてもらって世話にもなった友人が素晴らしい皆既月食の写真をブログにUPしています。ぜひご覧ください
 この月食を7時過ぎから9時過ぎまでボゥ〜っと見ることができたのは本当に幸せな瞬間でした。

 縄文杉(樹齢推定数千年、、)やウィルソン株、翁杉や、夫婦杉、、とにかく樹齢の年数が想像を超える屋久杉たちに会ってきました。木霊(こだまちゃん)がたくさんいました。
 
 南の島。好きなんだ。結局。「ハワイ」という南国だけではなく。「南の島」が。
 って。思いました。

 屋久島は、マウイ島に似ています。ひとつの島にいながらにして、島の場所によって天気や景色が全然異なり、自然の色んな顔をいっぺんに体験できるところとか、自然が豊富なだけではなく、観光事業も盛ん(当たり前だけど、、世界遺産の島だからね、、笑)で、人々が集まる場所。そんなところが、マウイ島みたい。

 そして種子島は、やっぱりモロカイ島だ。
 何も知らずに島をぐるりと一周するだけでは、何もないのだ。だけど、一歩、地元の人々と交流すると、わんさかわんさか、色んな魅力が出てくるのだ。ガイドブックでは語りきれないものが。
 観光もそんなに盛んではないし。。高い山もないし。。島民もなんだか屋久島民よりも、もっともっとおっとりしている。フェリーで30分ちょっとしか離れていない種子島と屋久島なのに、言葉も文化も自然も全然違います。

 南国の島暮らしは、よくも悪くも、どうにか生きていける。よくも悪くも、結局、のんびりなのだ。
 
 そんな話を、屋久島で世話になった屋久島移住歴12年目の友人と話しました。

 そして、今までの自分、これからの自分を感じる時間となったのでした。
 
 そして、先祖の供養の大切さも。昨年の法事以来、自分の中で気になっていたことで、小樽出身の父方の先祖よりも、なぜか、母の先祖が代々眠る、ここ種子島の墓参りをどうしても定期的に行いたかった。私が生まれたときにはすでに酒豪で他界(笑)したじーちゃんのこととか、会ったことないけど、なんだか、とっても身近にいるような気がして。挨拶したい気持ちが大きくて。墓参り。酒豪じいちゃんを想い、日本酒どぼどぼとかけてきたら、とってもスッキリ?した。笑。

 南の島や田舎と、都会の大きな違いは、
 大人たちの、子供たちに対する信頼感。
 だと。
 今回、思いました。
 だから、色んなルールが少なくって、大人も子供も生き生きと瞬間を楽しんでいる。
 なかなか、都会ではそうはいかないものです。
 「物騒だから」「危ないから」「人に迷惑かけるから」って。笑。

 それから、
 自然に対する価値観。
 自然があるから、人間が生かされている。
 そう思える環境。
 本当は、都会に住んでいても感じる心があれば、どこにいてもこの概念は変わらないんだけど。

 そんないろんなことを考えることのできた日々でした。ありがとう。種子島。屋久島。

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