昔の人たちは、ハワイだけではなく、アイヌのシャーマンも、アメリカンインディアンたちも、古代の人々は、自然と共に生きてきました。そしてそれは、人々の叡智となり、受け継がれ、生き続けています。
「自然からのメッセージ」をきちんと受け取る。
自然からの叡智をキャッチする。
自然とひとつになる。
先日、突如表れたこんな不思議な雲を見ながら、そんなことを想いました。
雨が降ることも、雲の形ひとつとっても、太陽の輝きひとつとっても、
自分の周りに飛んでくる虫1匹も、
ふと視野に写る花や緑からも、
メッセージは常に、いろんなところから自分に向けられているのでしょう。
自然はずっとそうして変わらずメッセージを送ってきているのでしょう。
災害ひとつとっても、そこには大いなるメッセージが常に存在します。
かれこれ10年以上も前の話ですが、
アイダホ州にTV番組の取材通訳で同行したことがあったとき、
車の中に1匹の「蛾」が飛んできました。
車を運転していたホストファミリーのフランクは、
「蛾(Moth)は、とても深い意味を持った昆虫なんだよ。」と、
その蛾を、捕まえるでもなく、車から追い出すわけでもなく、
同乗者の一人(一匹?)として、目的地まで一緒に車で移動したことが思い出されました。
それまで、「蛾」を見たら、「気持ち悪い~」とか想っていたんだけれど、
それ以来、蛾を好きになった訳ではないけれど、少なくとも、常にニュートラルでいること、は意外に多くのことを自分に教えてくれるのかもしれないな、と思ったものです。
気づくか気づかないか。
意識をどこに向けるのか。
その辺に、大きなヒントが隠されているかもしれませんんね。
good day
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