「母の愛」は世界各国、おんなじなんだなー。
イギリスからはるばる来日したその「母」は、本当に表現豊かで愛情豊かで、彼女の存在そのものが「愛」だなぁ、と。
そんな彼女のために、私がしてあげられる全てのことをパーティーで提供しました。
サービス、言語、配慮ぜーんぶ。
そして、もう最後には「母」は涙で顔がぐちゃぐちゃになっても気にせず、涙で濡れた目をゴシゴシしながら、紙に走り書きしたメッセージを読み、そんな状態なのに、文節ごとに止まって私に通訳する時間を配慮してくれる、という細かい愛情。
プロとして感情移入とか、日本的にはもってのほかなのかも。
でも、ウルルと来ました。母としての子供を思うその気持ち、分かるもの。
そして最後には、異例、パーティーがお開きになった後、ゲストたちがそれぞれに荷物を持って会場の外へ出ようとしているときに、「母」は私のところへ来て、「ちょっとマイク貸してちょうだい、一言いいたいことがあるの!」と。
「あーもちろんもちろん、どうぞどうぞ!!」と私。
そして母の口からこぼれた言葉、それは、「私は最後の最後にここにいる素晴らしい司会者に最高のお礼を言いたいのです。それを皆さんに知ってもらいたいのです、なぜなら、彼女がいなければ私はこんなに日本で感激して感動的な1日を迎えることができなかったのです・・・・」
私、思わず、母に抱きつきました。会場スタッフのみんな、ちょっとびっくりしたかも。
でもそんなのもうどーでもよかった。体制とか体面とか。
だって、そんなに大きな「母の愛」は、私という初対面の一人の日本人にまで向けられていて、大勢の目の前でそんな風にマイクを通じて感謝されたことなんてなかったから。
「母」は私を思いっきり抱きしめて、キスをしてくれました。まるでずっと前から知っている仲良しこよしみたいに。
最近、本当になんだか11月からの阪急百貨店での商品出店の件とかいろいろなことが重なって、お店がお休みの日も仕事しているような毎日だったんだけど、「母の愛」をもらって、なんだかすっごく心ぽかぽかになりました。
バイリンガルMC名利な経験をしたからっていうのもあるけど、母の愛はやはり絶大なんだなー。
素晴らしい「母」でした。私もこんな「母」になるぞー★
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