ハワイ州政府が発表している、ハワイへの渡航者数などの統計データより。
2009年7月
日本からハワイへの渡航者数(月間) 93,476人(前年比-9.2%)
米国西海岸からハワイへの渡航者数(月間) 282,734人(前年比+7.7%)
2009年8月
日本からハワイへの渡航者数(月間) 111,799人(前年比-8.4%)
米国西海岸からハワイへの渡航者数(月間) 279,124人(前年比+7%)
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米国西海岸からのハワイ渡航者数が、日本からのハワイへの渡航者数のおよそ2.5~3倍、という
事実統計結果に少なからずびっくりな方も多いのではないでしょうか。
日本からの渡航者数だって、1日平均すると、およそ3000人が、ホノルル国際空港に到着している、という計算になりますよね。
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そして以下、滞在中に使う平均的な消費金額です。
1日あたりの平均消費額(2009年7月)
(日本) 約242ドル (前年比 -13.3%)
(米国) 約133ドル (前年比 -13.7%)
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そう。渡航者数は少ないが、消費額は、断然、日本人観光客のほうが多いのですね。
そこに目をつけている米国資本家たちや日本企業のオアフ島新規ビジネス参入、という
結果が導かれているのではないでしょうか。
1日242ドルx月間渡航者数約93000人x30日=およそ6億7千万円!!!!!???
計算これ、合ってますか???笑。なんかおかしくない?
日本で暮らしていて、1日平均2万円以上、使うこと、あまりないですよね~。笑。
ハワイに住んでいて、1日200ドル以上?100ドルですら、消費することって、
そんなに、日常的にはないですよね~。
しかし、ハワイでは、教育費に対する予算が削減されたり、その結果、幼稚園などは週休3日になるところなどもあったり、、、ハワイ州の財政赤字は、今に始まったことではありませんし、
うーん。と唸ってしまう現状が、確実にこれらの結果から感じられます。
ハワイ州政府のウェブサイトは、なかなか緻密なデータや統計がごっそり掲載されていますので、統計学的な見地からハワイを理解したり、ビジネスの可能性などマーケティングをするには、
とても有意義なサイトです。Check it out
ちなみに、ハワイ州が抱える財政赤字。その金額は、
20億ドル。
=2000億円。
と言われています。
ALOHAスピリットだけではもはや切り抜けられない葛藤、矛盾、問題提議、。。等々
ハワイは多くの問題を抱えています。
ハワイを愛するみなさん、より深くハワイを理解したいと思っている皆さんにも、南国ハワイ~の明るくALOHAはイメージだけにとらわれず、
こうしたハワイの現状、ハワイが抱える問題についても、ぜひ知っていてほしいと願います。
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