1日集中講座に参加されている皆さんは、それぞれに個々、現場によいしょっ、と一歩を踏み出せずにいたり、
独自スタイルでこれで良いのか・・と葛藤されていたり、と、なんらかの不安材料を抱えてそれらを解決するためにレッスンを受けていらっしゃる方がほとんどです。
で、実際に、レッスン内で
それぞれの実力を見せて頂くために、実習を行ったりするわけですが、
「えー!緊張するぅぅ!どうしよう!」と皆な、いつも口をそろえて実習前にはドキドキされてますが(笑)、
いざフタを開けて実習をしてみたら、
実は、ちゃんと皆さんそれなりに形になっていることが多いのです。
私は、お世辞やその場限りの発言ができる性格ではなく、むしろ、
良い物は良い、ダメなものはダメ。とバッサリ?言ってしまうタイプ。笑。
だからもちろん、実習の中でダメ出しをすることもあります。
でも、現場に出て行って大丈夫、というレベルに達している場合には、素直にそれをコメントに反映させています。
そして、その都度、
「第3者からの評価は素直に受け入れて自分の自信につなげてください」とお伝えしています。
さらには、
「信じられる自分を生きてゆくことが自信そのものに繋がるのです」ということも付け加えます。
そのために、常に
客観的に自分の実力(できること、できないこと)をきちんと把握して、客観的に自分を評価する、ということに慣れて頂きたいな、とも思っています。
何しろ、レッスンは机上の空論止まりです。
心の準備を整えるための場所でもありますが、やはり、その後は、実際に一人一人現場に出て
経験値を上げてゆくことが、一番上達への近道です。
私は、レッスンの中で最大限できうるサポートをして皆さんの背中を押すだけ。
例えば、春の3か月養成講座のときには確か、
「現場が決まったら、本番までの間にできる限りのサポートはします。そして、時間が調整できれば、
現場に一緒に付いて行くことだってしますから!その場に私がいるだけで安心して任務を遂行できるのであれば、私にできることはなんでもしますよ!」
といった内容もお伝えしたように思います。笑。
お母さんみたい~!と言われた記憶がありますが、
でも、それで皆さんが現場への最初の一歩を踏み出せるのであれば、そんなサポートで良ければいつでも頼ってください、ということが言いたかったのです。
だからと言って、現場で私が皆さんの代わりに任務を遂行することもないし、ダメ出しすることもないけれど、
万が一何かあったら、そばにいてアドバイスして欲しい、と言われれば、それは可能です。
最終的には、皆さんお一人お一人が、自力で、自分の意思で前進してゆかねばならぬ時が遅かれ早かれ絶対来ますし、その時を恐れずに、楽しんで経験値を上げて言ってほしい、と常に思っています。
例えば、失敗したらどうしよう・・・という気持ちが先行して現場に出てゆけない、という方も多いのですが、
失敗したら失敗したでいいじゃないですか。失敗して初めて見えてくるものもあります。
最初から完璧な人なんてどこにもいないから。
それで、その現場のクライアントさんやエージェンシーとの取引は終了するかもしれないけれど、それでもいいじゃないですか。それは先方にとっても、そうした経験が必要であったのです。
お互いに失敗、という現場を経験する必要があったから起こるべくして起きているだけ。
その現実を、淡々と受け入れて、あまり執着せずに、反省すべき点は反省し、次の現場につなげてゆくだけ。その繰り返しです。
だから、どうぞ、皆さん、胸を張って、現場にどんどん出て行ってください。
現場に出てゆくために必要な勇気、度胸、自信を、ぜひ集中講座で身につけていってください。
東京は、8月22日(日)と、9月18日(土)です。
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