最近思うのは、つくづく、私は「現場」が好きであるということ。
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たとえばFlight Attendantに従事していたCrewなどは、結婚して子供ができて、、となったその後、CAスクールなどで講師として再出発したり、ブライダルMCに従事してきた人が一線から退き、エージェントを設立して、マネージメントとして再出発したり、、
年齢と共に、現場、現役から教える立場、マネージメントする立場に移行する人が多いですし、
それが実際のところ、一般的なのかもしれません。
もちろん、私も、レッスンを開講して、教える、ということを行っていますが、
私自身、レッスン開講は、現役での活動ありき、だからこそ、行っている部分もあります。
現場の環境や状況は常に時代と共に需要や内容も変化します。
だからこそ、常に現場に出て現役バイリンガルMCとして経験値をあげてゆくことが
レッスンで、「使えるテクニック、使えるエッセンス」として役立ってくるのだとも思っています。
教材を、書籍化したりキレイに装丁せずに、提供しているのも、
実は、毎年1回、その内容をすべてリバイスして、改訂したものを、教材購入者にPDFファイルで配布しているからです。
1年間、現場で培ってきた新たな経験や、受講生からの質問、レッスンで判明した様々な疑問点、それらすべてを、きちんと「今、使える内容」として、リバイスして、Vol,2 とかっていう感じで再配布しています。
これは、私が現役活動を続け、なおかつ教材を販売している間はずっとできる限り継続して行っていくサポートとして、私は捉えています。
売りっぱなしにはしたくないし、その後のUPDATE INFORMATIONもきちんとシェアしてゆきたいと考えています。そう考えると、教材代金も、割安な感じがしてきますね・・・苦笑。
レッスンでもよくお伝えするのですが、
私がバイリンガルMCというタイトルを自分でつけて、活動し始めた頃は、本当に誰も教えてくれる人もおらず、現場体験で全てを培ってきました。
だからこそ、その10年以上にわたって蓄積された経験値は、これからも継続して必要な方々にシェアしてゆくことによって、学んでいる方たちが、即戦力として安心感の中で現場に臨んでもらえるよう、
教材やレッスンがお役に立てば、私もうれしいな、と素直に思うからこそ、、のレッスン開講につながっています。
教える、ということは、つまり、究極に「学ぶ」ということに他ならないし、
言葉は生きているからこそ、現役活動を継続しながらレッスンを開講する重要性を、非常に感じています。
もちろん、現役活動の内容は、年齢に応じて変化してくるし、
やりたくてもできない内容のものも、たくさん出てきますが(笑)、
声だけの仕事なども含めて考えれば、生涯現役で活動してゆくことは十分に可能です。
話す、という仕事を始めてから、20年が経過していますが、
まだまだ、人間でいえば、20歳はやっと成人になったばかり。
これから、もっともっと深みのある実績を積んで、それら経験のすべてを惜しみなく必要な方々にシェアしてゆく、
この循環作業を、これからも続けていきたいな、
と、
ひっそりと(笑)、決意を固めた1日でした。
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