3月から始まったバイリンガルMC養成講座も、あと2回のレッスンを残すのみとなり、
先週で、実習レッスンが全て終了いたしました。受講生の皆さん、お疲れ様でした・・・
実習では、与えられた原稿を読む、というのではなく、日本語、英語の原稿を作成する、
打ち合わせ時のシミュレーション実習なども行います。
できるだけ、本番の現場に近い形を少しでも体験してもらえるように工夫しています。
とはいえ、教室内なので、なかなかリアルな現場体験とまではいかないのですが、起こりうる様々な出来事を実習を通じて感じてもらう、理解してもらうという目的は達成しているように思います。
最後の2回はほとんどが講義で、最終回には受講生全員にスピーチをしてもらいます。
来週には、エッセイを書いて提出してもらいます。
まるで大学の授業みたいでしょ。笑
宿題も結構多いし、原稿作ったり、、表現を練習したり、、、受講生は12回というレッスンで、多岐に渡って様々なエッセンスを習得する機会を与えられます。
そして、12回のレッスンが終わったら、どうするのか?
それは、最終的には受講生一人一人にゆだねられる部分でもあります。
レッスンでは、バイリンガル司会者またはバイリンガルコミュニケーターとして、業務を行っていく上で自分に不足している部分、または満ち足りて通用できる良い部分、両方をきちんと受講生に認識してもらいます。ですから、かなりヘコむことも多いのですが、反面、自らが持っている力、技術力をもっともっと高く自己評価して欲しいな、と思うときもあります。
客観的に自分の能力を理解する、ということが実はとても大切だったりします。
それがきちんと把握できていないと、おそらく、多岐に渡る業務が必要とされるバイリンガルコミュニケーターとして、現場で対応してゆくのは大変だから。
12回のレッスンで、なかなか自分に自信を持つことができない人もいるかもしれません。
12回のレッスンで、十分現場に出てゆこう!という意気込みになる人もいるかもしれません。
それは、その人その人のモチベーションや、自己認識力によって異なります。
私は最終的に、皆さんの背中を押して、必要に応じてサポートをしてゆくスタンスでレッスン後も相談を受けたり、アドバイスが必要なときにはサポートしてゆきたいと思っていますが、
その一歩を踏み出すのは、「自分」です。
いつまでも、机上の空論で、おんぶに抱っこで、そこから脱出できない状態では、おそらく、
バイリンガルコミュニケーターとしては、100%の満足いくサービスをクライアントに提供することは難しいです。
ですから、最終的には、自分で自分を叱咤激励して、最初の一歩、という現場への道をまず踏み出してもらいたいと思います。
最後の2回のレッスンは、スムーズに現場に一歩を踏み出せるよう、様々な角度からアプローチするセルフプロモーション術、コミュニケーション能力などについて、私自身が経験してきた実例を元に講義をします。私が経験した同じ過ち、失敗を繰り返さないよう、しっかりと皆さんに大切なポイントを伝えてゆきたいと思っています。
さて、次回のバイリンガル養成講座ですが、まだ未定です。。
現在、最終的な調整が行われておりますが、開催するとしたら、6月から第3期。そして、10月から第4期、と言う感じになろうかと思いますが、まだ決定はしておりません。
お問い合わせや受講希望者も多く、できるだけ開講に向けて詳細を早めに決定したいと思っておりますのでもう少しお待ちください♪
1日集中コースは、8月までスケジュールが決まっておりますので、地方在住の方や毎週のレッスン参加が難しい方は、こちらも合わせてどうぞ。1日みっちりと凝縮した形で、全体像を網羅する集中コースは、濃厚な内容です。
3か月コースも集中コースもどちらも、それぞれにメリットがあり、同じ内容ではありませんので、どちらに参加しても、また両方参加しても、内容が重複することはあまりありません。
どちらのコースも少人数故の、オンデマンドレッスンに近い内容です。
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