2月頃にオファーがあったお話が、私がハワイへ行っていたため延び延びになっておりまして、先週、やっと対面を果たしました。
ホノルル在住のパトリック・ホリモトさんです。
元アロハ航空勤務で最近、リタイアされました。
大変な親日家で、ちょうど先週会ったときには、「日本のサクラ」を見るために来日中でした。
次回は、「浅草三社祭」を見るために来日予定だそうです。
我々日本人よりも、ある意味日本について詳しいのです。
そんなアンクル、パトリックは、アロハ航空リタイア後、元々持っている才能でイロイロなハワイアン伝統工芸を今までに作り出してきています。
その代表的な作品は、ホノルルのビショップミュージウム(Bishop Museum)にもかつて展示されたことのあるほどの職人芸です。Bishop Museumメインページはこちら。
パトリックさんを紹介してくれた方も、元アロハ航空勤務の素敵なおじ様です。
見せてもらったシェルを一目見て、その技術が、ビショップミュージウムで展示されるのもうなずける、と思いました。
使っているシェルのクオリティから、編み上げ、色の選別、磨き上げ、穴あけ、全てのシェルレイメイキングに必要な技術が非常に鍛錬されたものであることが一目でわかりました。
そして、Love MAUI店頭&ネットで販売させてもらうことになりました。
何と言っても、パトリックさん、そして紹介してくれたOさんお二人とも非常に寛大で、「どうせ、日本で販売するなら、シェルをたくさん扱っているショップがいい」と、Love MAUIを発見してくれたそうです。
さらには、「大きなハワイアンショップからのオファーもあるんだけど、住友さんに会うまでは全て保留にしてあるんです」と有難いお言葉。
逆にこちらが恐縮してしまうのでした。。
現在は、日本国内ではLove MAUIでのみ、アンクルパトリックの商品をお買い求め頂けます。パトリックさんが、最後に付け加えて言った一言がとっても印象的でした。
「ボクはね、シェルアクセサリーを作っているときは、とってもリラックスできるんだ、気分がすごくいいんだよ」
この一言に全てが凝縮されていると、思いませんか?
WEBストアには近日中に掲載します、お待ちくださいね。
Love MAUIでは、シルバーとかゴールドで人気が出たハワイアンジュエリーって扱っていなくて、むしろ、シェル、シードなど天然素材から作られたものを重点的にまた、率先的に扱っています。それはやはり、私自身、これらの素材からできたものに魅せられているからですが、天然素材の持つパワーとかハワイアンヒストリーに根付いた伝統を一緒に伝えたい、という気持ちが大きいこともあると思っています。
極めること、ってなかなか難しいし、時には極めるよりも、可もなく不可もない方が楽だったりするんですが、極めていないと出会えないモノや人や事柄もある、ということを今回、少しだけ実感して、自分なりに見直しました。
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