マルチ言語化~体験談 その3

マルチ言語化~体験談~として書き始めたんだけど、
なんだか、住友玲子ヒストリーになってきてしまいました。。

言いたかったのは。

私は、「英語」という語学に関して、
文化や習慣や、英語圏の人々とのコミュニケーションとか、
そうした部分にすっごく惹かれて、
その手段のひとつとしての「英語」がどうしても自分にとって必要だったのです。

だから。結構、高校大学時代は、必至でした。
そのころの愛読書は。
三省堂の日英辞書です。
日本語→英語、英語→日本語の両方の辞書が1冊にまとまっているやつです。

これを、自宅のベランダで天気の良い日など、寝そべって日光浴しながら、
A から順番に読んでいました。
そこには、発音の仕方も、例文も乗っていて。
全部を覚えたわけじゃないけど、とにかく、
自分にとって
相手を知るためのツールのひとつである英語を少しでも、理解したかったからです。

高1のときに、通ったECC英会話で、付け焼刃の英会話レッスンは役に立たない。と
悟っていたので、あくまでも独学を貫きました。

何よりも、私が重点を置いたのは、
「発音」です。

日本語と英語の発音は、根本的に大きく異なるため、
なかなか流暢な英語を話す人でも、発音がネイティブとは異なるため、
なんだか、カタコトな英語を話しているように聞こえてしまうこともよくあります。

・・・・・・・・・・・・・

小さな赤ちゃんが、成長してゆく過程の中で、
言葉を覚えてゆくわけですが、

赤ちゃんはみんな、どうやって言葉を覚えているのでしょうか?

周囲の人間の言葉を「真似」することから始まります。

「ママ!って呼んでごらん?」ってお母さんが繰り返し言えば、
「マンマ・・・・マンマ・・・・」ってな具合に。
オウム返し。なわけです。

勉強して言葉を習得する、、という観念は、赤ちゃんの中にはありません。

後天的に、異なる語学を習得するときも、
この考え方が大きく役に立ちます。

「真似をする」
「徹底的に真似をする」
「模倣する」

これが本当に重要です。

赤ちゃんが言葉を覚えてゆくのと同じように。

私は、自分で言うと傲慢な感じに聞こえちゃうかもしれないので、あんまり言いたくはないのですが、、、

「徹底的にネイティブの英語を真似した」おかげで、
その主たる場所が、Los Angels という、英語圏でスタンダードイングリッシュと呼ばれている英語を話す地域だったため、

「君はカリフォルニアに住んでいたのかい?」
とネイティブに言われるくらい、カリフォルニア英語の発音が身についています。

「You know what I mean? you know,, oh! I'm sure…..」 といった、Californian way of talkが染み付いています。

それはつまり。

「徹底的に真似をした」からです。それ以外、何もありません。
つまり、同時に、「聞く能力」をそこで鍛えた、とも言えると思います。

正しく聞く耳を持っていなければ、「徹底的に」真似はできないのです。
「そこそこに」真似することはできても・・・・
あるいは、「本当に」「徹底的に真似をしよう!」と決意をすると、
「耳が鍛えられてゆく」ということも、全然ありだと思います。実際、私がそうだったんだと思います。

重要なのは、「徹底的に」「100%真似をする!」 ここです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも・・・・とそれでも、思われる方が多いでしょう、きっと。

私はやっぱり、高校生のときにLAにホームステイとかする機会に恵まれていて、若かったし、吸収する能力もあっただろうし・・・・と、
多くの方に言われます。

そうかもしれません。否定はしません。
でも、それだけ、とも言い切れないとも思います。

50歳になったって、
60歳になったって、
「正しく聞ける耳」または、「鍛えてゆけるであろう耳」とそんな耳を作り出すための、
熱意、決意、本気、、があれば、
恵まれた機会がなくったって。大丈夫です。

あとは、能動的に自分が「本気で」「徹底的に真似する」だけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、日本にいながらにして、
どうやって、それを実現できるの????

そこが一番、悩むところですよね。

次回に続きます。。。
To be continued….

マルチ言語化~体験談 その1

マルチ言語化~体験談 その2

マルチ言語化~体験談 その3(このページ)

マルチ言語化~体験談 その4

 

関連記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP